エルとニアの同居記録
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トイプードルの子犬を迎えて

覚えるのが早いことの利点と注意点、「待て」が猫との同居に効く理由、トリミングと費用の見積もりを整理しました。

子犬として迎えたニアについて、記録に残っている範囲で書きます。ここも1匹の記録で、犬種の一般論ではありません。

覚えるのが早かった

記録では、生後十週目で「ふせ」を覚えています。その後、「待て」も理解して、指示があるまで待てるようになりました。

トイプードルは覚えが早い犬種として紹介されることが多く、うちの個体もその傾向に合っていました。ただし、覚えが早いことは、良いことばかりではありません。

覚えが早い犬は、教えていないことも覚えます。「こうすれば人が反応する」という学習が早い。吠えれば来てくれる、鳴けば出してもらえる——こうした形も、同じ早さで身につきます。

したがって、何を強化しているかを人間側が意識する必要があります。反応してよい行動と、反応しないほうがよい行動を、家族で揃えておくことが実務的には重要でした。

「待て」が同居に効く

同居の記録にも書きましたが、猫との同居において「待て」ほど効いた指示はありません。

理由は単純で、猫が嫌がるのは予測できない接近だからです。犬が止まれるなら、猫は距離を自分で決められます。距離を自分で決められる状態になると、猫の緊張はかなり下がります。

つまり「待て」は、犬のしつけであると同時に猫のための環境整備でもあります。多頭飼いを考えている場合、この優先順位は上げてよいと思います。

人に付いて回る

ニアは人の近くにいることを好みます。作業中も足元にいることが多く、そのまま寝ていることもあります。

この性質は、留守番との相性という観点では確認が要ります。人と一緒にいたい犬にとって、長時間の留守番は負荷になり得ます。迎える前に、家にいる時間がどれくらいあるかを見積もっておくほうがよい部分です。

遊びと睡眠

子犬の時期は、よく遊んでよく寝るという往復でした。記録にも「お遊び疲れて眠る」場面が残っています。

子犬は睡眠時間が長い必要があるとされます。かわいいので構いたくなりますが、寝ているときに起こさないのは、実は意識的にやるべきことでした。

猫と犬で違うこと

猫(エル)犬(ニア)
人との距離自分で決める。呼んでも来ないことがある近くにいたがる
指示基本的に通らない前提で考える覚える。反復で定着する
生活空間高さを使う(垂直)床を使う(水平)
ごはん少量を複数回の傾向回数と量を管理しやすい
ストレスの出方隠れる・食べない・トイレの変化吠える・落ち着かない・付きまとい

3行目が同居では効いてきます。猫が垂直方向を、犬が水平方向を使うため、高さを分けるだけで生活空間を分離できます。これは部屋づくりで詳しく書きます。

トリミングと手入れ

トイプードルは毛が伸び続けるため、定期的なトリミングが必要になります。これは生涯にわたって発生する費用と手間です。

迎える前に確認しておくとよいのは次の点です。

見た目の手入れの話に見えますが、実際には健康管理の一部です。毛玉や汚れは皮膚のトラブルにつながります。

費用と時間

犬を迎えるときに見積もっておくべきものを挙げます。金額は地域や個体で変わるため、ここでは項目だけ書きます。

最後の2つは、お金ではなく生活の制約です。迎えると生活の自由度は確実に下がります。それを引き受けられるかが、最初に確認すべきことだと思っています。